帰国子女の中学受験⑤ 中高一貫校その2

さて、引き続き中高一貫校で気になった学校を受験日順に記載しようと思います。ここからは受験日が1月以降の学校です。なお、記載する学校は都内の山手線の内側から南西方面の学校としています。

⑥東京都市大学付属中学校(男子校、最寄り駅:成城学園前)

 「中高一貫校その1」で記載した等々力と同じ東京都市大付属ですが、こちらは男子校で、武蔵工業大学附属中学校から2009年に改称されました。科学実験に力を入れていて3年間で60テーマの実験授業があるそうです。英語は一部の授業が取出しとなるようです。受験科目は英、算、国または日本語作文。帰国枠のほかに一般生も受験できるグローバル入試があり、科目は英、算、日本語作文。

 

⑦海城中学校(男子校、最寄り駅:新大久保)

明治に海軍予備校として創設。 リベラルでフェアな精神を持った新しい紳士の育成を教育目標としている。プロジェクトアドベンチャーやドラマエデュケーション等、多彩な学校行事がある。中学の卒業論文に力を入れているようです。英語は取出し授業を実施。受験科目は国算または国算英。面接では2分間スピーチあり。なお、現在新校舎建設中。

 

⑧攻玉社(男子校、最寄り駅:不動前)

 江戸時代に蘭学塾として創設。こちらも海軍予備校だった時期があったようです。誠意、礼譲、質実剛健をアイデンティティとしているとのこと。帰国子女受け入れも積極的で、中学3年間は国際クラスが編成されます。国際クラスでは英語だけでなく国数もレベル別の分割授業を実施。受験科目は国算または英語一科目。

 

⑨渋谷学園渋谷中学校(共学、最寄り駅:明治神宮前)

 1996年に渋谷女子高が改称。自調自考(自分の手で調べ、自らの頭で考える)を教育目標としています。教育目標の通り、自主性が尊重されているようです。英語はレベル分けされて、上のクラスだとネイティブ教員中心に北米の学校のような授業が行われるとのこと。海外の大学への進学指導にも力を入れている。受験科目は国算に加え、英語か作文の選択。なお、渋谷と原宿の間という立地のためか、グランドは登戸の多摩川沿いです。

 

今のところ気になった学校は以上ですが、他にも見つけたらまた書いてみようと思います。この中から、ある程度絞って子供とどのような学校を目指すか話をしてみようと思います。