帰国子女の中学受験㉕ 新学期スタート

中学受験塾では、2月から新学期が始まります。これは、2月の上旬に首都圏のほとんどの私立中入試が終了し、6年生がいなくなるからです。新6年生にとっては受験まで1年を切ったということを意味します。帰国子女枠の入試実施日は自由度が高いため、早い学校だと10月に実施するケースもあります。そこを受ける場合、受験までもう8か月しかないということになります。一般的には11月ごろから受験が始まり、12月から1月でピークを迎え、最後までチャレンジを続ける方は2月上旬まで受験が続きます。

うちの子は新5年生なので、来年の今頃は試験まで1年切ってるよ~~っていう会話が交わされるんでしょうね。

 

さて、新5年生としての最初の授業が行われましたが、いくつか変わったところがありました。まず、テキストが厚くなりました。そして、算数の問題集が別冊で付いてきました。授業の回数は4年生の頃と変わらないと思うので、授業の進度が早くなり、宿題の量もきっと多いのではないでしょうか。我が子がついていけるか、かなり不安です。

また、クラス編成が変わっていました。同じクラスにいた子が何人か3月で本帰国したので気になっていたのですが、他のクラスから移ってきた子と新規で入塾したと思われる子がいて、結局4年生の頃より少し人数がふえました。と言っても、オンライン授業なので、あまり影響ないのかもしれません。しかし、いつまでオンライン授業なんでしょうねー。

 

さて、初回の授業の内容ですが

算数は植木算と周期算の復習でした。これは4年生で何回かやっているので、さすがに忘れていなかったようで、基礎問題はすんなりとできていたようです。

国語は主語と述語の関係についてでした。ところが、これを全く理解していない事が判明。4年生でも何度か学習していたはずなのですが、、、主語ない文、述語が主語より前にある文、述語がない文などのトラップに全て引っかかるというドジっ子ぶり。こりゃ先が思いやられます。。。

そして、今回は特別に英語の体験授業を受けさせていただきました。先生は日本人なので、日本語で文法の説明をしながら穴埋め問題などをやっていたようです。生徒は国語や算数と比べて少なかったですが、皆さん流暢な(ネイティブみたいな)英語で話していました。うらやましい限りです。

英語の授業で使っている英文のレベル感は現地校の同学年と同じかなと思います。前回の模擬試験で文法がなかなかアヤシイということが発覚したので、受験用の英語をしっかり勉強した方がいいと思うのですが、本人は完全拒否!

もう5年生だし、そろそろ本人に受験する意識を持ってほしいのですが・・・

英語の講座拒否!テストの直し拒否!字が汚すぎ!隙があればゲーム、漫画、テレビ!

なんだかこっちが疲れちゃいます。夏ごろまでにちょっとずつ意識が変わってくれればいいですけど。